にんにくは免疫力を高めたり解毒作用、殺菌作用がある野菜として、古代中国から重宝されています。
私もにんにくは大好きなのですが、やはり気になるのはあのニオイ。
にんにくの匂い、いつ消えるの?
いつまで匂うの!
仕事はモチロン、プライべ-トなどで大切な人と過ごす時間にちょっと困ったニオイが気になります。
にんにくを食べた人同士だと、匂いはあまり気にならないのですが、問題は食べてない人と会う時。
私も過去に実際にあったのですが、にんにくを食べていないと、食べた人の匂いってかなり気になります。
にんにくのニオイの正体は、にんにくの中に含まれるアリインという成分。
ホリスティック栄養コンサルタントで、食育アドバイザーの北川みゆき先生によると、にんにくを調理する過程で、アリインという成分がアリイナーゼという酵素と結びつき、これがニオイの原因となるアリシンに変わってしまうとの事。
そしてニンニクを使った料理を食べることで、アリシンが胃や腸内から吸収され、体内を巡る血液によって、全身にまわり、汗などで体外に出る。
これで匂うワケです。
ではにんにくは食べる以上、どうしても匂ってしまうものなのかというと、そんなワケではありません。
そこで試してほしい、にんにくのニオイを消す7つの方法をポイントに分けて紹介します。
この方法は、私が実際に試して効果アリと思った有効方法ですので、是非、試してみてください。
(効果には個人差があります)
にんにくを食べる前に牛乳を飲んでおく
まずはにんにくを食べる前にやっておきたい事があります。それは食事の前に牛乳を飲んでおくこと。
なぜかというと、牛乳の中のタンパク質が、ニオイの原因となるアリシンを包み込む効果があるので、臭いを事前に防止できるんです。
カテキンを摂る
緑茶で有名なカテキンですが、このカテキンがにんにく臭にも効果的。
カテキンが臭いのもととなるアリシンと結合して、ニオイを分解してくれる効果があるからです。
ポイントとしてはできるだけ早めに。遅くとも食後、1時間以内に飲んでおくといいです。
水分を多めに摂る
匂いの成分を体外に排出しやすいように水分を多めに摂るのも効果的。
カテキンを多く含む緑茶は、カフェインも多く含んでいますので、夜遅い時間など寝つきが悪くなると思ったときに有効です。
歯磨き、舌磨きそしてイソジンでうがい
王道といえばこの方法。
いくら牛乳や緑茶といったにんにくの匂いに有効なものを飲んでも、歯の隙間に、にんにくの食べカスが残っているとそれが匂います。
また意外と効果があるのが舌磨き。
舌にもニオイが移るので、歯磨きと舌磨きをセットで行うと良いです。
そしてイソジンでうがいするのも効果的。
これは実際に私が歯医者さんで薦められた方法です。
イソジンといえば、うがいというイメ-ジがありますが、ラベルをよく見てみると、効果に口臭の除去と書いてあります。
これ、結構、効果がありました。
また口の中の細菌を減らす効果もあるそうで、私は匂いの強い食べ物を食べた後はモチロン、定期的にイソジンうがいを行っています。
汗をかく
ポイント3の水分を多めに摂るとセットにしたいのが、この方法。
汗をかくことで、匂いの成分を体外に排泄しやすくなります。
例えばお風呂に入ったり、サウナなど。
また運動などで汗をかくのも効果的です。
寝ている間の匂いをリセット
にんにくの匂いは、寝ている間に毛穴などにも蓄積するそうなので、次の日の朝はできるだけシャワーを浴びる様にします。
これにより、溜まったニオイのもとをリセットできます。
以上、にんにくの匂いに効果的な6つの方法ですが、あまりニオイばかり気にすると、にんにく料理も楽しめませんね。
そこで私の感想ですが、やはり一番いいのは次の日を完全にオフにして、思いっきり食べる様にしています。
できれば誰も会わない様に予定なども空けて。
にんにくの匂いは食べる量にもよりますが、たいてい1日くらいで消えますので、これが一番いいかな?
もし多く食べた直後や次の日仕事だった時は、是非、これらの方法を試してみてください。