私が【老い】というものを考え始めたのは、30代半ばを越えたあたりから。
というのも、30歳の時の体重と比べると5㎏くらい増えており、それを理由にジョギングを始めたのですが、どうもシンドイんです。
こう見えても学生の頃は陸上部で、県大会で好成績を収めていたのですがそれもまた昔。
年は取りたくないですね。
ただ最近気になるのは、TVを見てても例えば同じ50代でも全然違うという事。
タレントは『ホントに50代?』と疑いたくなるような若々しい人もいますが、私と同じ会社の50代は、パッと見でおじいちゃんみたいな人も少なくないです。
まあ、タレントともなると、男性でもカメラの前に立つ時にうっすらメイクしているそうですが、やはり若々しさを保つ秘訣をいろいろと調べてみました。
すると驚いたことに、普段からの生活で老化を早めたり、遅らせる事ができたりするのだとか。
特に食べ物には、この老化現象がダイレクトに当てはまる様で、できれば老化を遅らせたいですね。
ということで、老化防止、また遅らせる効果がある食べ物を調べてみました。
ココにあるのが全てではありませんが、気になる食材をピックアップ!
にんにくは古代中国から老化防止に効果があるといわれ、1990年代にアメリカでにんにくの研究が盛んになったのを機に、中国、イギリスでも研究が続けられています。
特にロンドンにあるキングスカレッジの調査研究によれば、ニンニクは骨関節炎を緩和する効果があり、心臓病の予防、血圧を下げる効果が期待されるそうです。
そして中国歴史文化研究科の陳恵運さんによると、にんにくには解毒作用、殺菌効果が認められ、がんの予防にも効果があるそうです。
老化現象のひとつに酸化現象があります。
これは文字通り体が酸化していく現象で、これが進むと老化していきます。
どうしても避けて通る事はできなさそうですが、これを遅らせる効果があるのが、抗酸化物質。
例えばベリ-類。
イチゴやブルーベリー、ラズベリーなどがそうです。
これらのベリー類には、たくさんの抗酸化物質が含まれており、同時にビタミンCも豊富です。
亜鉛は免疫力を挙げる効果があり、肌の細胞を修復してくれる効果もあります。
これを多く含む食材が牡蠣です。
特に11月下旬~2月の旬の牡蠣は栄養も多く、できれば冬に食べたいですね。
リコピンには老化を遅らせる効果が分かっています。
代表的なのはトマトですが、他にもスイカ、ピンクグレープフルーツ、柿 、なす、ピーマン等にも多く含まれています。
またトマトに含まれるβカロチンは、がん、心臓病の予防にも効果があるといわれ、骨粗しょう症や記憶力の向上など、若々しさを保つ効果もあります。
サケ、サバ、イワシなどの小魚に多く含まれていているのが、オメガ3脂肪酸という栄養素。
これは魚のタンパク質で、筋肉や骨を作る元になり、老化を遅らせる効果も確認されています。
またアトピーや花粉症、喘息、関節炎の改善のほか、脂肪燃焼作用や脂肪細胞の増大を防ぐことが判明しており、ダイエットにも効果的。
積極的に摂りたいですね。
以上、老化を遅らせる食べ物を挙げてみましたが、これはほんの一部。
気付いた人もいると思いますが、これらの食材は高価なものでもなく、普通にス-パ-で売ってるものばかりです。
老化防止というと、非常にお金がかかるというイメ-ジがありますが、実はそうでもないんですね。
また食べ物には旬があります。
旬のものは、栄養素も多いので、特に牡蠣など、冷凍ものよりは、摂れたてのものを美味しく頂きたいですね。