秋の味覚といえば秋刀魚(さんま)ですが、普段、あまり料理をしない人にも美味しく焼くことができる4つのポイントをまとめてみました。
焼く前に秋刀魚を洗います。ボウルに1ℓの水を入れ、塩を大さじい杯入れて塩水を作ります。その塩水の中に秋刀魚を入れて洗い、キッチンペーパーで水をよく拭き取ります。ここで拭き取りがよくできていないと、焼いた後も水っぽくなってしまいますので、身を崩さない程度に水を拭き取りましょう。
洗ったらさんまに包丁で切れ目を入れます。理由はこの後に塩を降るわけですが、その塩が十分にさんまにしみこむため、そして火が中まで通りやすくなるためです。
あまり強く入れてしまうと切断してしまいますので、皮に斜めに4~5本包丁を入れる感じで十分です。その後、レンジに入らない場合や大きなお皿がない場合は、さんまの身を半分に切ってもいいです。
さんまの上から約30cmほど離して塩をふり、10分ほどそのままにします。理由はさんまに塩をなじませるためです。この放置時間により塩が徐々にさんまに塩が浸透してくれますので、少量で塩味の効いたさんまが焼きあがります。
ご家庭でグリル、オーブンで焼く場合、焼く前にあらかじめグリル、オーブンを温めておきます。温めておくことにより熱が全体に行き渡り、焼きムラも少なくなるんです。
そして焼く前にもう一度、キッチンペーパー等でさんまから出た水をふきます。塩をふってから10分ほど放置している間に水が出てくるからです。
さあ、いよいよ焼きに入りますが、しっぽにはアルミホイルを巻いておく事をオススメします。しっぽは他の部分に比べ薄いので、同じ火力で焼いてしまうと焦げやすくなってしまうからです。
焼き時間の目安ですがグリル、オーブンの性能によりますが、一般的には表を5分、裏を5分程度焼けば美味しく焼きあがります。
またさんまを焼く際には煙りが多く出ますので、換気扇などを回しておきましょう。焼いた後はお好みにより大根おろしやポン酢などで美味しく頂きましょう!