妊活している女性が気になる子宮力。
内臓は筋肉とは違い鍛えられない?と思いきや、子宮力をアップさせる食べ物があるというのです。
それを提唱しているのはアメリカの女性起業家で栄養士のジリアン・マイケルズさん。
彼女は、 女性の健康をサポートするためにテレビ番組や本で大活躍で、中でも女性の子宮ケアについて詳しい方です。
ではどんな食べ物が子宮力をアップするのか?
彼女が紹介する子宮の健康を守ってくれる食べ物を一覧にしてみました。
まずは青シソ。
青シソは体を内側から温めてくれる効果があり、気と血液の循環を良好にしてくれる作用があるので、ストレスによる食欲不振を治してくれる効果があるそうです。
また 美肌成分であるベータカロテン含有量は、水分が40%以上の食品で野菜の中でもトップクラス。
しかも解毒作用もあるので、女性の疲れを癒してくれる野菜ともいえますね。
また豆腐、トマト、キュウリなど体内を冷やしてしまう野菜と一緒に食べるのがベスト。
アボガド。
アボガドは「森のバター」と呼ばれているほど栄養価が高く、疲労回復、そして老化予防に効果がある食べ物として最近注目されています。
まず注目したい栄養素は葉酸。
葉酸は細胞を作るためにかかせない上、細胞増殖を促すDNA合成にも必要な栄養素で、特に妊娠初期の女性には大変重要とされるもので、その重要性から女性のビタミンと呼ばれているほど。
葉酸の成人1日必要摂取量は200μgといわれ、妊婦は400μg必要とされています。アボガド1個で約84μgもあるので、ほかの食材からの摂取を考えると、アボガド1個はかなり心強い量ですね。
またアボガドには細胞膜を守るビタミンEも豊富に含まれているので、女性の潤いには欠かせない良質の脂肪も摂ることができます。
そして大豆イソフラボンと食べ合わせると相乗効果があるので、豆腐などと組み合わせると、栄養素アップも期待できるそうです。
春菊
春菊の香りはとても強く、独特のものがありますが、実はあの香りに高い栄養素が含まれているのです。
香りの正体は精油成分のもので、 胃腸をはじめ、内蔵機能を整える効果があります。
そして春菊の抗酸化ビタミンのベータカロテンは活性酸素の働きを抑える作用がある抗酸化作用を持つビタミンとして知られ、がん、老化、免疫機能の低下などを抑制する作用があります。
また食べ合わせとしては、すりゴマや豆腐などと組み合わせることにより、女性ホルモン活性成分リグナンとイソフラボンの強力コンビで栄養価もアップします。
小松菜は、緑黄色野菜の中でカルシウム含有量がトップクラスの野菜で、月経期間中のイライラも抑えられる効果があります。
また身体の熱を下げてくれる効果もあるので、特に高齢出産の体のほてりの改善も期待される野菜です。
でも小松菜の弱点は加熱。加熱することによって、ビタミン類が破壊されることもあるので、できれば、おひたしにして食べたいですね。
また果物と一緒にブレンドして、ジュースを作るとビタミンCもたっぷり摂れるのでこれもオススメです。
以上、子宮力を高めてくれる食べ物、青シソ、アボガド、春菊、小松菜ですが、どれもス-パ-で手に入るもので、特殊なものではありませんよね。
また料理、食べ方の工夫で、美味しい一品を作る事ができます。
美味しく、そして体の内側からキレイに、そして子宮力もアップ!ということで、これらの食材は妊活している女性はチェックしておきたいですね。