えのき氷(えのきごおり)なんだか、かき氷の一種で夏のスイ-ツと思ってしまいそうな食べ物ですが、最近、糖尿病,成人病予防のほか、ダイエット効果もある食べ物として注目されています。
しかしそもそも、えのき氷とはいったいどんな食べ物なのでしょうか?
えのき氷とは、作り方も非常に簡単で、家庭でも次の様な手順で作ることができます。
えのき氷の作り方は、
(2)約1時間煮る
(3)その後、余熱を取り製氷皿で凍らる
という手順で、まさにえのき茸の栄養分を凝縮させたもの。
家庭でも簡単に作る事ができますが、長野県のコンビニでは、えのき氷が普通に販売されているとか。
また、えのき氷のメリットは、冷凍食品なので長期間保存が可能という事。
レシピ次第でいろんな料理に活用できるんです。
例えば圧力鍋で、カレ-や煮物を作る時に活用でき、みそ汁や炒め物などにもOK。
そして炊飯器で、しめじなどのキノコと、えのき氷を入れ、炊き込みご飯を作る
など、さまざまな料理に取り入れることができるという点が嬉しい食材です。
またえのき氷を使った料理を実際に食べてみた人の感想は、えのき茸の旨みと味が凝縮され、味噌をあまり入れていない味噌汁でも濃厚な旨みを確認できたそうです。
美味しいうえ、日常的に摂取する事で、生活習慣病の改善にも期待できるまさに一石二鳥の食として注目されています。
2014年8月に東京農業大学「食と農」の博物館で、東京農業大学の江口文陽(えぐち ふみお)教授と、長野県中野市のJA中野(中野市農業共同組合)が、えのき茸を用いた「えのき氷」について研究結果を発表しました。
それによると、研究は2011年(平成23年)~2013年(平成25)年度までの3年で、その研究成果によると、えのき茸は、
体脂肪減少
花粉症の改善
糖尿病予防をはじめ糖尿病の予防と改善
ダイエット効果
これらに効果がある事が判明。
そんな中、えのき茸の栄養成分を効率よく摂取することができる様に考案された食材・えのき氷についても報告がありました。
江口文陽教授のスゴイところは、単に栄養学から効果を発表しただけではなく、実際に臨床実験を行っているという点。
この実験結果によると、12週間えのき氷とえのき加工食品を摂取して、
飲用前
飲用後
飲用中止後
これらの3パタ-ンの血液検査を実施。
その結果によると、えのき氷を摂取した場合、糖尿病の予防・改善に関する効果が確認され、その効果は飲用約2カ月後から表れたそうです。
しかしその一方で、えのき加工食品ではほとんど効果がみられなかったという結果が出ています。
江口文陽教授が行った実験結果から、えのき氷は反響がすごく、ネット通販でも好評なのですが、通販でえのき氷を購入する時の注意点があります。
それは、
えのき氷とえのき加工食品は違う
ということ。
えのきなら何でもOKという事ではなく、レシピ通りに作った方が、効果が確認できるという事は、臨床実験でも判明しています。
また江口文陽教授と共に実験を行ったJA中野市の正規品などがオススメできます。
まあ、長野県では家庭でも作っていますので、ミキサーとコンロがある家庭なら最初に紹介したレシピで作ってみてはいかがでしょうか。
その時は、約1時間の火入れ時にお鍋を焦がさないように弱火で調理するという事。
またポイントとしては、臨床実験の結果にも出た最低でも2ヶ月は摂取してみるという事。
えのき茸はス-パ-でも安価で売っていますし、JA中野市の正規品のえのき氷もそんなに高くはないので、いろんなサプリを試すより、えのき氷を試した方が効果があるかもしれませんね。