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縁起を担ぐ食べ物

日本人は古来より縁起を担ぐのが好きな民族で、食べ物にも縁起が良いとされるものがありますよね。

縁起を担げば物事すべてうまくいく!というワケではありませんが、縁起を担ぐことによって前向きな気分になれば物事もうまくいきやすいのではないでしょうか?

また縁起物を誰かに贈る時、その人の気持ちを受け取ることによって、応援されているという証拠でもあると思います。

では、縁起を担ぐ食べ物とはどんなものがあるのでしょうか?

まずは昔から伝わる定番のものです。

 

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↑まずは、うちアワビ、勝ち栗、昆布。

これはその昔、武士が戦に出陣する前に戦勝祈願として食したものです。

うちアワビ ⇒ (打って)

勝ち栗 ⇒ (勝って)

昆布 ⇒ (よろこんぶ)

という意味があります。

『単なるダジャレか~』と思いきや、戦国時代の武将たちも出陣の際にはこれらのものを食べて出陣したとか。

またこれらのものは保存食として持ち歩く事もできたので保存食として重宝されたようです。

武士だけではなく、民間にも縁起の良い食べ物があります。

 

 

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↑とんかつは、カツ⇒(勝つ)という意味合いで選挙の時にもふるまわれたりします。特に東海地方独特のみそカツは、天下を取った徳川家康が好んだ赤味噌を使用していることから、最近は戦国ブ-ムもあって好評だとか。

 

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↑蓮根。たくさん穴が開いており、向こう側(未来)の見通しが良いということで好まれます。また蓮根は食物繊維、ビタミンCを豊富に含み、タンニン、ポリフェノール、ムチンといった栄養素もありますので、美肌効果に期待ができる食べ物です。

 

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↑納豆。ネバリ強くなるということで、スポ-ツ選手や受験生に好まれます。タカノフ-ズ株式会社のサイトによると、納豆はタンパク質を豊富に含んでおり、人参約一本分の食物繊維を含むほか、ビタミン類や鉄分、カルシウム、カリウム、マグネシウムなどの栄養素があります。

参考サイト ⇒ タカノフ-ズ株式会社

 

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↑チキンラ-メン。これは最近人気の縁起物で、チキン⇒(キチンと勝つ)という意味合いが好まれています。ちょっと小腹が空いた時や受験生の夜食などにいいですね。

 

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↑そして次郎柿(じろうがき)。これは静岡県周智郡が原産といわれ、現在では愛知県豊橋市の特産品です。収穫されるものの中にまれに形が五角形のものがあり、五角⇒(ごうかく)を意味しているものだとか。

収穫シ―ズンは秋なので、受験シ―ズンの冬にはすでに完売している人気の柿ですが、珍しい形が運を引き寄せてくれそうですね。

次郎柿の詳しい説明 ⇒大平の次郎柿

 

ということで昔から伝わる縁起を担ぐものや最近のダジャレ的なものまでありますが、やはりこれらのもので気分が前向きになれば、自分が取り組む事も良い結果が生まれるのではないでしょうか?

※次回は縁起を担ぐ食べ物 ~スイ-ツ編~です。(こちら)