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食材のカビを防ぐ4つの方法

tuyu

春が終わって夏になるまでに訪れるジメジメした季節。そう梅雨ですね。

梅雨の時期に注意したいのがカビ。

特に食品は気が付いたらのカビていた!なんてことあなたにはありませんか?

日本食品分析センターの吉田信一郎さんによれば、カビの種類は、1万3000種類以上も存在しており、味噌や醤油を作る時に利用される麹(こうじ)も実はカビの一種。

でも麹みたいに口にしても人体に悪影響がないカビの方が多く、毒素を出す有害なカビは1%にも満たないそうです。

確かに餅やチ-ズにもカビは生えますが、カビている部分を取り除いて食べる人もいますよね。

私の両親も正月の餅がカビてもきれいに洗って食べていました。

しかしカビの中には大腸菌といった病原細菌も存在している可能性もあり、食品の表面のカビを取り除いてもカビの見えない菌糸が全体に伸びている事も多く、できれば口にしない方がよいとのこと。

では食品を保存する時、カビを防ぐにはいったいどうすればよいのでしょうか?

この点についても吉田さんは4つのポイントを指摘しています。

それがこちら

・表面の水分を十分に拭く

・常温ではなく冷蔵、冷凍保存

・冷蔵庫内にカビを持ち込まない。

・必要以上に食材を買い込まない。

 

 

  表面の水分を十分に拭く

まずは食品の水気を拭き取ること。特に野菜などは水に濡れている部分から傷んでくるので、キッチンペーパーなどで水分を拭き取って保存するのが大事。

 

 

  常温ではなく冷蔵、冷凍保存

そして特に梅雨の時期は常温保存ではなく、冷蔵、冷凍で食費を保存するという点。

実はこれ結構やっていない人が多いのです。

例えばお米や醤油も冷蔵保存がこの良いことを知っていますか?

お米マイスターの西島豊造さんもお米の保存は冷蔵庫(できれば野菜室) で保存することを薦めています。

 

 

  冷蔵庫内にカビを持ち込まない

また冷蔵庫内にカビを持ち込まないことも非常に重要です。

これはソ-スや調味料といった容器のふた、パッキン部分にカビが生えることもあり、冷蔵庫内で菌が食材に移ってしまうケ-スも多いのだとか。

この対策として布巾をアルコ-ル等に浸してきれいにふき取ることで、カビの繁殖を防ぐことができます。

 

 

  必要以上に食材を買い込まない

そして何よりも王道の対策が必要以上に食材を買い込まないという点。

ス-パ-の特売品の野菜や果物をとにかく買っておいたらいつの間にか賞味期限も過ぎてカビていた…

なんて経験ありませんか?

私も【特売】、【激安】といったフレ―ズに弱いのですが、やはり食べきれる量を適切に買う事が大事ですね。

 

 

またカビが生える意外な食材というものを吉田さんが指摘しています。

これを知っておくと便利ですね。

【酢】 ⇒ 強い酸性で殺菌作用がありますが、酢を好むカビもおり発生に注意すること

【米】 ⇒ 米自体はカビが生えにくい食材ですが、水に濡れるまたは水分を含んだまま放置しておくとカビの原因にもなります

【ナッツ入りチョコレ-ト】 ⇒ チョコよりもナッツにカビが生えてしまうそうなので、これも冷蔵庫保存がいいそうです。

【ドライフルーツ】 ⇒ 基本乾燥してありますが、カビが増殖できる最低限の水分を含んでいるため開封後は冷蔵保存して、できるだけ早めに食べましょう。

【小麦粉などのパウダー類】 ⇒ もともと水分が少なく、常温保存できますが、冷蔵庫に入れて結露が発生した場合、その水分が原因でカビが発生することも。ココア、コ-ヒ-なども要注意!

以上、食品をカビから守る対策を書いてみました。

これらの対策でジメジメした梅雨を乗り越えて夏を迎えたいですね。