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知ってる?夏場の食品の正しい保存方法

natushokuzai

最近の夏は猛暑が続いていますが、そんな時に注意したいのが食品の保存。

あなたは正しい食品の保存方法知っていますか?

東京農業大学客員教授・徳江千代子の解説による以下の方法を知っておくと夏場の食品保存に便利です。

 

まず食品ロスの大きな原因のひとつにまとめ買いがあります。

ス-パ-の特売で安いからという理由で買ったものの冷蔵庫にそのまま入れておくと腐る原因に!

特に夏場の野菜などは、水に濡れた部分から少しずつ傷みが出てくるので、袋入りでも水滴の付いた状態では傷みやすくなります。

なので水気を拭き取り、冷凍、冷蔵で保存するのが好ましいとのことです。

また以下は素朴な疑問のQ&Aです。

 

 

醤油やコショウなどのスパイスは常温で保存しててもいいの?
どちらも冷蔵で保存してください

醤油は常温で保存すると、アミノ酸と糖が反応して褐変しやすい傾向があり、開封後は冷蔵で保存するのがよいでしょう。

またスパイス類も常温ですと酸化してしまい香りが薄くなってしまうので冷蔵保存が理想。

 

 

傷みやすいきのこ類の保存方法は?
きのこは冷蔵、冷凍の両方で保存できます

ちなみに期限は冷蔵1週間、冷凍1か月くらい。

しいたけは個包装での保存が良いですし、えのきやしめじはあらかじめ使いやすい量をラップで密閉してアルミホイルなどで包んで冷凍できます。

冷蔵の場合はペーパータオル等に包んだ状態でビニール袋で保存。

 

 

なすやきゅうりなどの野菜できるだけ新鮮に保存する方法は?
ペーパータオルとビニール袋wを使って冷蔵で保存

ペーパータオルとビニール袋を使えば、冷蔵2~3日なら鮮度を保つ事ができます。

野菜の多くは水に濡れた状態だとそこから傷んできますので、まずは水気をよく拭きます。

その後、ペーパータオルを使って個別で包装して、ビニール袋に入れて保存しましょう。

 

 

魚の切り身の正しい冷凍保存と解凍方法は?
魚は冷凍保存で2~3週間なら大丈夫です

まずは魚の汚れを拭いて、ペーパータオルで包みラップ等で空気を抜くようにシッカリ密閉して保存します。

解凍は冷蔵室で自然解凍するのが一番。しかし解凍した後に時間が経ちすぎると、魚の旨みも流れ出てしまうので、水分が出る前に調理するのがコツです。

 

 

大根などの根菜類は夏でも常温保存できるの?
夏はできるなら冷蔵保存が好ましいです

でも種類によって期間が異なり、大根などは冷蔵で2週間ほど。人参やジャガイモなどは冷蔵で約1ヶ月ほど。

 

いかがでしょうか?

私の感想は、普段は常温保存している食材でも夏場は冷蔵、冷凍保存が好ましいという事がわかりました。

食材を正しく保存して、夏場の食中毒予防に役立ててください。