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2014年の節分はいつ?そして由来は?

setubunmame

『鬼は~外~、福は内~』で有名な節分。

毎年、2月の初めころに行う行事ですが、日にちはその年によって違います。

これは暦に関係することですが、1985年から2024年ごろまでは2月3日。

それ以降は微妙にズレたりします。

では節分について、よくある疑問をみてみましょう。

 

【節分って何?】

もともと節分とは、各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のことで、節分は『季節を分ける』という意味があります。

なので一年に4回あるワケですが、江戸時代以降は特に立春(毎年2月4日ごろ)の前日を指す場合が多く、現在では立春(春のはじまり)の前日である2月上旬に豆撒きが行われます。

 

【なぜ豆なの?】

昔より季節の変わり目には鬼が出てくるといわれ、宇多天皇の時代(867~931頃)に、鞍馬山の鬼が出て来て都を荒らし、三石三升の炒り豆(大豆)で鬼の目を打ちつぶし、災厄を逃れたという伝説が始まりで、現在でも節分には豆を撒くようになりました。

また豆は、『穀物には生命力と魔除けの呪力が備わっている』という信仰もあり、語呂合わせで『まめ』⇒『魔滅』に通じ、鬼を退治して邪気を追い払い、一年の無病息災を願うという意味合いがあるとか。

あと豆を撒き、撒かれた豆を自分の年齢(数え年)の数だけ食べる。また、自分の年の数の1つ多く食べると、体が丈夫になり、風邪をひかないといわれています。

 

【結構スゴイ穀物・大豆】

大豆はタンパク質や脂肪、鉄分、カルシウムなど、ミネラルを多く含むことで知られ、最新の栄養学でも大豆は注目されています。

またアメリカ合衆国政府が発表した、ガン予防に効果があると考えられる食品「デザイナーフーズ」という8種類の野菜・穀物がありますが、大豆もその中に入っています。(ちなみに残りの7種類は、にんにく、キャベツ、しょうが、にんじん、セロリ、甘草、バースニップ)。

 

ということで、節分が行われる2月3日は寒さもピ-クの時期なので、美味しく栄養価も高い大豆を食べて寒さを乗り切りたいですね。