スポンサーリンク

うなぎの旬って実は冬でした!その理由

うなぎの旬は実は冬

うなぎといえば、暑い夏の土用丑の日を思い出しますよね。夏のスタミナ食といったカンジでしょうか。

でも実はうなぎの旬は冬なんです。厳密にいえば秋の終り頃から冬にかけてです。

なぜこの時期なのか?

まず【土用】とは、立春・立夏・立秋・立冬のそれぞれの前の十八日間のこと。

つまり【土用】は年に4回あるんですね。

そしてウナギは寒い時期を乗り越えるために体内に脂をたくさん蓄えるため、冬は太る傾向にあります。実際に冬のウナギをさばくと、職人さんの手がつやつやになるほど、たくさんの脂がのっており、身もやわらかくなって美味しいとのこと。

現に長野県岡谷市に【うなぎのまち岡谷の会】という冬の土用の丑の日にうなぎを食べようとPRする会が存在するくらいです。⇒http://www.okayacci.or.jp/unagi/

 

夏の土用の丑の日にウナギを食べるキッカケになったのが江戸時代の平賀源内という事は以前にも書きましたが、やはり旬のものを美味しく食べるにはその季節で食べるというのが原則ですね。

ちなみに夏場に市場に出回っているうなぎのほどんどは養殖うなぎで、天然のうなぎが多く出回るのはやはり旬の冬だそうです。

それでもス-パ-などで見かけるのは養殖うなぎですが、旬のものは養殖でもかなり脂がのって美味しいとか。

うなぎは夏の食材と思っていましたが、まさかの冬に食べてみるとトンデモナイ美味に気付くかもしれませんね。